ガボローネ(その他表記)Gaborone

関連語 西野

改訂新版 世界大百科事典 「ガボローネ」の意味・わかりやすい解説

ガボローネ
Gaborone

アフリカ南部,ボツワナ共和国の首都。旧称ガベロネス(ガベローンズGaberones。人口20万(2003)。南部アフリカ内陸に位置し,南アフリカ共和国のトランスバール州西端に近く,国の南東部にある。南アフリカ共和国のノース・ウェスト州の州都マフェキングから,ジンバブウェブラワヨに通ずる鉄道に沿って建設された新しい都市である。ガボローネの集落は1890年頃からあったが,当時はイギリス保護領ベチュアナランド寒村であった。ベチュアナランドがボツワナとして独立することが予定された1965年に,保護領の主都となって建設が始まり,翌66年のボツワナ独立とともに首都となった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガボローネ」の意味・わかりやすい解説

ガボローネ
Gaborone

ボツワナの首都。旧称ガベローネス Gaberones。ボツワナ南東部,南アフリカ共和国との国境近くに位置。イギリス保護領ベチュアナランドの行政中心地は,南アフリカのマフェキング(→マフィケング)にあったが,独立前年の 1965年ガベローネスに遷都。南アフリカのケープタウンからジンバブエの首都ハラレに通じる鉄道が通り,空港がある。住民の大部分はトロクワ族である。ボツワナ大学,博物館がある。人口 23万900(2009)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android