知恵蔵 「がん集団検診」の解説 がん集団検診 予防医学的観点から、多人数の集団を対象に、短時間でがんの検査を行う。胃がんのX線検査、大腸がんの便潜血、子宮頸がんの細胞診、乳がんの視触診と超音波検査、肺がんの胸部単純X線撮影などが行われている。厚生労働省の研究報告では、胃がん、子宮頸がん、大腸がんに対する有効性は確実、肺がんでも効果が期待できるという。乳がんと子宮体がんでは効果ははっきりしなかった。 (黒木登志夫 岐阜大学学長 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by