デジタル大辞泉
                            「キンバリー岩」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
  Sponserd by 
 
    
	
                
        
  	
                    
		
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
  Sponserd by 
 
    
	
        
  	
    岩石学辞典
                            「キンバリー岩」の解説
                    
                
		
                    キンバリー岩
        
              
                        斑状で,K, H2O, CO2に富む角礫化した黒雲母橄欖(かんらん)岩で,多少蛇紋岩化作用および炭酸塩化作用を受けている.変質した橄欖石,ブロンツァイト,クロム透輝石,金雲母などからなり,クロム─チタン鉄鉱,ペロブスカイトなどを伴う.パイロープ石榴石やジェダイトなど高圧鉱物が特徴的に含まれる超塩基性岩や塩基性岩をノヂュルとして含んでおり,ダイヤモンドが含まれることがある.岩脈,岩床,パイプなどの形で,角礫岩,凝灰岩や塊状岩として産出する[Dawson : 1967].塊状のキンバライトはワグナーが玄武岩質と雲母質に区分した.玄武岩質型の平均分析値ではK2Oは非常に少ない[Wagner : 1914].ルイスが最初に南アフリカ,キンバリー(kimberley)地方のダイアトリーム(diatreme)や岩脈の含ダイヤモンド黒雲母角閃岩をキンバライトと命名した[Lewis : 1887].
                                                          
     
    
        
    出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
	
    
  
  Sponserd by 