ぎしり(読み)ギシリ

デジタル大辞泉 「ぎしり」の意味・読み・例文・類語

ぎしり

[副]
物がきしんで鳴る、重く低い感じの音を表す語。「ぎしりと床が鳴る」
すきまなく詰まるさま。ぎっちり。ぎっしり。
「すずみ台― ―と人がふえ」〈柳多留・六〉
[類語]きいきいぎいぎいきしきしぎしぎしきしりみしみしみりみりめりめりきりりぎりりきりきりぎりぎり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎしり」の意味・読み・例文・類語

ぎしり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. きしり
  3. きしり
    1. [初出の実例]「すずみ台ぎしりぎしりと人がふゑ」(出典:雑俳・柳多留‐六(1771))

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