ぎりり(読み)ギリリ

精選版 日本国語大辞典 「ぎりり」の意味・読み・例文・類語

ぎりり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 物の軋(きし)る音を表わす語。
    1. [初出の実例]「前歯を逆にぎりりと噛んでから、それが急に痛み出した」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉五)
  3. きつくしぼったり、巻いたり、回したりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「大きなおでこをぎりりと周三の方へ向け」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む