ぎりり(読み)ギリリ

デジタル大辞泉 「ぎりり」の意味・読み・例文・類語

ぎりり

[副]物のきしる音を表す語。「奥歯ぎりりとかむ」
[類語]きりりきりきりぎりぎりきしきしぎしぎしきいきいぎいぎいきしりぎしりみしみしみりみりめりめり

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精選版 日本国語大辞典 「ぎりり」の意味・読み・例文・類語

ぎりり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. 物の軋(きし)る音を表わす語。
    1. [初出の実例]「前歯を逆にぎりりと噛んでから、それが急に痛み出した」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉五)
  3. きつくしぼったり、巻いたり、回したりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「大きなおでこをぎりりと周三の方へ向け」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉一〇)

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