クオリファイングオファー

共同通信ニュース用語解説 の解説

クオリファイング・オファー

その年の年俸上位125選手の平均額を規定額とし、フリーエージェント(FA)選手の旧所属球団が1年契約を提示する制度。FA選手の流出によって生じる球団間の戦力格差是正を目的に2012年に導入。シーズン中に移籍した選手は対象外。提示を拒否した選手が他球団と契約した場合、旧所属球団は補償として翌年のドラフト指名権を得る。(共同)

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知恵蔵mini の解説

クオリファイング・オファー

米国NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)やMLB(メジャー・リーグベースボール)における、FA(自由契約選手)の移籍に関するチームへの補償制度。NBAとMLBでは仕組みがまったく異なるが「契約金・年俸の高騰と選手の流出を防ぐための方法」の1つであり、チーム側に便宜が図られるようになっている。具体的には、クオリファイング・オファーをされた選手は、NBAでは所属チームに契約優先権が生じ、MLBではその選手が他球団へ移籍した場合に見返りとしてドラフト指名権を得る。NBAでは1984年より、MLBでは2012年より導入された。

(2012-11-12)

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