前3世紀ないし前2世紀ころアレクサンドリアで活躍した機械技師。生没年不詳。この時代に出た機械技師のビュザンティオンのフィロンやアレクサンドリアのヘロンの先駆者であり,さらにローマ時代にいたるまでのあらゆる技術的活動の根源をなしている。彼の著作は失われているが,たぶん彼が発明したと思われるものとしては,まず水時計がある。これは,導管から流入する水の量がつねに一定(水圧が不変)であるようにくふうされた動針時計であった。なお,当時は不定時法だったので,季節によって時刻の目盛は適当に調節した。つぎに,鍵盤のついた水オルガンは,水圧で管の中の空気が圧縮されて音が出る原理を応用したものである。さらに彼の押上げポンプは,2本のピストンの上下によって水が放出するしかけであった。
執筆者:平田 寛
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
[名](スル)一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること。「多数派に付和雷同する」[補説]「不和雷同」と書くのは誤り。[類語]矮人わいじんの観場かんじょう・同意・賛同・支持・賛成・雷同・便乗・...