家庭医学館 「くも膜嚢胞」の解説 くもまくのうほう【くも膜嚢胞】 先天的な原因で、くも膜に、髄液(ずいえき)などの透明または黄色味をおびた液がたまった嚢胞ができるものです。 嚢胞が大きくならず周りに影響をあたえなければ、ようすをみていきますが、大きくなってくると脳を圧迫し、けいれんや頭痛などをおこすことがあります。 治療は、嚢胞を切除します。お年寄りの場合や嚢胞が巨大な場合には、内容液を出すための短絡路をつくるシャントが行なわれます。 出典 小学館家庭医学館について 情報