クリオネ

デジタル大辞泉 「クリオネ」の意味・読み・例文・類語

クリオネ(clione)

ハダカカメガイ科の巻き貝クリオネ‐エレガンティッシーマ(clione elegantissima)の通称貝殻はなく、体は半透明消化腺などが赤く透ける。体長1~4センチ。水中を羽ばたくようにして泳ぎ、餌を捕食する。日本では、北海道のオホーツク海沿岸に流氷とともに現れる。
[補説]泳ぐ姿・様子から「流氷の天使」などとよばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「クリオネ」の解説

クリオネ

北極海北大西洋などの冷たい海に生息する巻き貝の仲間で、成長すると貝殻が退化してなくなる。透き通った体や、胴体に生えた一対翼足よくそくをひらひらと動かして泳ぐ姿から「流氷の天使」とも呼ばれる。肉食性で、捕食の際は頭部から「バッカルコーン」と呼ばれる6本の触手を伸ばす。日本海の新種を含め、世界で5種が確認されている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリオネ」の意味・わかりやすい解説

クリオネ

「ハダカカメガイ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む