クリオネ

デジタル大辞泉 「クリオネ」の意味・読み・例文・類語

クリオネ(clione)

学名の一部からの名》ハダカカメガイ科の巻き貝ハダカカメガイの通称貝殻はなく、体はむきだしで半透明。形は十字型で頭部消化器が赤い。体長約3センチ。水中を羽ばたくようにして浮遊し、仲間の巻き貝を捕食する。日本では北海道のオホーツク海沿岸に流氷とともに現れる。学名クリオネ‐リマキナ(clione limacina)。

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共同通信ニュース用語解説 「クリオネ」の解説

クリオネ

北極海北大西洋などの冷たい海に生息する巻き貝の仲間で、成長すると貝殻が退化してなくなる。透き通った体や、胴体に生えた一対翼足よくそくをひらひらと動かして泳ぐ姿から「流氷の天使」とも呼ばれる。肉食性で、捕食の際は頭部から「バッカルコーン」と呼ばれる6本の触手を伸ばす。日本海の新種を含め、世界で5種が確認されている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリオネ」の意味・わかりやすい解説

クリオネ

「ハダカカメガイ」のページをご覧ください。

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