クリサンテミン

化学辞典 第2版 「クリサンテミン」の解説

クリサンテミン
クリサンテミン
chrysanthemin

C21H21O11Cl(484.83).アステリンともいう.アントシアニン一種.バラ科ビワColoneaster,モチノ木科モチノキIlexなど多くの植物や果実(サクラ,オリーブ,ブドウ)に広く分布している.金属光沢をもつ赤褐色の菱形薄片晶.分解点205 ℃.水,メタノールに易溶,エタノールに難溶.エタノール溶液は塩化鉄(Ⅲ)により青色を,炭酸ナトリウムにより紫青色を呈する.ピクリン酸塩は赤色の針状晶.分解点165 ℃.熱水に易溶.[CAS 8014-45-7]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む