化学反応のなかでも簡単・速い・高収率・副生成物が少ないという条件を満たす反応群.名称は,クリックするように簡単に結合できるというイメージに由来する.代表的な反応は,アジド基とアルキン基が銅触媒の存在下で結合する銅(I)触媒アジド-アルキン環化付加反応.この反応は,複雑な条件を必要とせず水中でも進行し,生成物が安定で精製が容易という特徴がある.クリックケミストリーの反応は,生体分子の修飾や医薬品開発,材料科学など幅広い分野で利用されている.たとえば,タンパク質やDNAに特定の化学タグを付けることで,細胞内の動きを追跡する研究にも使われている.クリックケミストリーの概念を提唱したK.B. Sharpless(シャープレス)らは,その功績により2022年にノーベル化学賞を受賞した.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
政府首脳が外国を訪問した際の会談内容や合意事項を記した外交文書。法的拘束力は持たないが,その内容は両国を事実上拘束する。類似のものに共同発表 joint statementがあるが,これはより記録的な...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新