クルマムグラ(読み)くるまむぐら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クルマムグラ」の意味・わかりやすい解説

クルマムグラ
くるまむぐら / 車葎
[学] Galium japonicum Makino
Galium trifloriforme Komar. var. nipponicum (Makino) Nakai

アカネ科(APG分類:アカネ科)の多年草。クルマバソウに似るが、花冠筒部が発達せず、果実が双頭状、乾くと葉がすこし黒くなることで区別される。名は、葉を馬車の輻(や)(車輪中心部から放射状に出ている細長い棒)に見立てたものに由来する。北海道から九州山地林下に生え、朝鮮半島にも分布する。

[福岡誠行 2021年5月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む