日本大百科全書(ニッポニカ) 「クルーザ」の意味・わかりやすい解説 クルーザくるーざJean Pierre de Crousaz(1663―1750) スイスの哲学者。ローザンヌのアカデミーの教授。合理主義に立脚して大学に数学を導入し、またライプニッツや当時の懐疑主義的思潮に反対した。論理学、美学、教育学に関する3巻の主著のなかで、『美論』Traité du Beau(1715)はフランス語による最初の美学書である。その特徴は、観念(多様における統一)に基づく美と、感情(快)に基づく美を区別している点にある。[小穴晶子 2015年5月19日] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クルーザ」の意味・わかりやすい解説 クルーザCrousaz, Jean Pierre de [生]1663.4.13. ローザンヌ[没]1750.2.22.スイスの哲学者,数学者。フランス語による初の美学書『美論』 Traité du beau (1715) の著者。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by