美論(読み)びろん

精選版 日本国語大辞典 「美論」の意味・読み・例文・類語

び‐ろん【美論】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 美についての評論美学美術などについての理論研究
    1. [初出の実例]「此四五年来は美論(ビロン)が大分盛んで美学上の議論無いと」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)
  3. 立派な議論。みごとな理論。高論
    1. [初出の実例]「忠孝愛国を粧ふ美論(ビロン)」(出典:面白半分(1917)〈宮武外骨〉醜)
    2. [その他の文献]〔風俗通‐皇霸・三王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「美論」の読み・字形・画数・意味

【美論】びろん

高論。

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