クレオフォンの画家(読み)クレオフォンのがか(その他表記)Kleophon Painter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレオフォンの画家」の意味・わかりやすい解説

クレオフォンの画家
クレオフォンのがか
Kleophon Painter

古代ギリシアの赤像式陶画家。前440~前430年頃にアテネ活躍ロシアエルミタージュ美術館所蔵のスタムノス(水がめ)に,クレオフォンメガクレスの名(カロス名)を記しているため,この名で呼ばれる。彫刻家フェイディアス作風に強く影響されている。代表作は『出陣』(前430頃,ミュンヘン国立古代美術館)。(→赤像式陶器

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