ぐふ

精選版 日本国語大辞典 「ぐふ」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ふ【虞

  1. 〘 名詞 〙 ( 「虞」は葬礼の後に霊をまつること。「」は祖先霊廟にあわせまつること ) 埋葬を終えて帰り、その霊をまつること。死後の七日目ごとの法要をもいう。
    1. [初出の実例]「百官泪を滴て、葬車の御迹に順ひ、一人悲を呑で虞(グフ)御祭をこそ営せ給ふべきに」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔礼記‐喪服小記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「ぐふ」の読み・字形・画数・意味

【虞】ぐふ

合祀する。

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