グレグマダックス(英語表記)Greg Maddux

現代外国人名録2016 「グレグマダックス」の解説

グレグ マダックス
Greg Maddux

職業・肩書
大リーグ選手

国籍
米国

生年月日
1966年4月14日

出生地
テキサス州サンアンジェロ

本名
Maddux,Gregory Alan

受賞
サイヤング賞(ナリーグ)〔1992年・1993年・1994年・1995年〕

経歴
1984年ドラフト2巡目指名で大リーグのカブス入団、’86年9月メジャー初昇格。’88年18勝をマークし、以来エースとして活躍。200回以上を14年連続で投げた。’89年19勝12敗。’92年20勝11敗、防御率2.18でナリーグのサイ・ヤング賞を初受賞。’93年FAでブレーブスに移籍、20勝を挙げて2年連続でサイ・ヤング賞に輝く。’94年は16勝6敗、自己ベストの防御率1.56など6部門で1位、’95年は19勝2敗、勝率.905、防御率1.63の3部門で1位となり、4年連続でサイ・ヤング賞を受賞。’同年のワールドシリーズ制覇。’97年8月当時大リーグ史上最高額の5年総額5750万ドル(約66億1250万円)でブレーブスと再契約。2001年は72.1回連続無四球の記録を樹立。2004年FAでカブスに戻り、通算300勝を達成した。2006年7月ドジャース、2007年パドレスに移籍。8月対フィリーズ戦で勝利投手となり、サイ・ヤングを抜いてメジャー史上初の20年連続2ケタ勝利を達成。メジャーデビュー3年目の1988年に2ケタ勝利を挙げて以来、2007年まで20年連続2ケタ勝利をマーク。2008年シーズン途中でドジャースに復帰するが、シーズン終了後、引退。速球は平均145キロにも満たないが、多彩な変化球と抜群の制球力で打者手玉にとり、“精密機械”の異名をとった。守備にも定評があり、投手・野手部門を通じて史上最多となる18回のゴールドグラブ賞を獲得。1990年代最高の投手と評される。ファーガソン・ジェンキンス投手とマダックスが付けたカブスの背番号31は、2009年永久欠番となった。サイ・ヤング賞4回(1992〜95年)、最多勝3回(’92年,’94〜95年)、最優秀防御率4回(’93〜95年,’98年)、ゴールドグラブ賞18回(1990年〜2002年,2004〜2008年)、オールスター選出8回(1988年,’92年,’94〜98年,2000年)。通算成績は、23年744試合、355勝227敗0セーブ、740先発、109完投、3371奪三振、防御率3.16。現役時代は183センチ、88キロ。右投右打。2011年までカブスGM補佐を務め、同年オフにレンジャーズのGM補佐に就任。2013年第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に米国代表の投手コーチとして参加。2014年米国野球殿堂入り。

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最新 世界スポーツ人名事典 「グレグマダックス」の解説

グレグ マダックス
Greg Maddux
大リーグ

大リーグ選手
生年月日:1966年4月14日
国籍:米国
出生地:テキサス州サンアンジェロ
別名等:本名=Gregory Alan Maddux
受賞歴:サイ・ヤング賞(ナリーグ)〔1992年・1993年・1994年・1995年〕
経歴:1984年ドラフト2巡目指名で大リーグのカブスに入団、’86年9月メジャー初昇格。’88年18勝をマークし、以来エースとして活躍。200回以上を14年連続で投げた。’89年19勝12敗。’92年20勝11敗、防御率2.18でナリーグのサイ・ヤング賞を初受賞。’93年FAでブレーブスに移籍、20勝を挙げて2年連続でサイ・ヤング賞に輝く。’94年は16勝6敗、自己ベストの防御率1.56など6部門で1位、’95年は19勝2敗、勝率.905、防御率1.63の3部門で1位となり、4年連続でサイ・ヤング賞を受賞。’95年ワールドシリーズ制覇。’97年8月当時大リーグ史上最高額の5年総額5750万ドルでブレーブスと再契約。2001年は72.1回連続無四球の記録を樹立。2004年FAでカブスに戻り、通算300勝を達成した。2006年7月ドジャース、2007年パドレスに移籍。8月対フィリーズ戦で勝利投手となり、サイ・ヤングを抜いてメジャー史上初の20年連続2ケタ勝利を達成。メジャーデビュー3年目の1988年に2ケタ勝利を挙げて以来、2007年まで20年連続2桁勝利をマーク。2008年シーズン途中でドジャースに復帰するが、シーズン終了後、引退。速球は平均145キロにも満たないが、多彩な変化球と抜群の制球力で打者を手玉にとり、“精密機械”の異名をとった。守備にも定評があり、投手・野手部門を通じて史上最多となる18回のゴールドグラブ賞を獲得。1990年代最高の投手と評される。ファーガソン・ジェンキンス投手とマダックスが付けたカブスの背番号31は、2009年永久欠番となった。最多勝3回(1992年,’94〜95年)、最優秀防御率4回(’93〜95年,’98年)、ゴールドグラブ賞18回(1990〜2002年,2004〜2008年)、オールスター選出8回(1988年,’92年,’94〜98年,2000年)。通算成績は、23年744試合、355勝227敗0セーブ、740先発、109完投、3371奪三振、防御率3.16。現役時代は183センチ、88キロ。右投右打。2011年までカブスGM補佐を務め、同年オフにレンジャーズのGM補佐に就任。2013年第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に米国代表の投手コーチとして参加。

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