グレコローマンスタイル(その他表記)Greco-Roman style

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共同通信ニュース用語解説 「グレコローマンスタイル」の解説

グレコローマンスタイル

上半身への攻防に限られる男子のみの種目。腰から下への攻防も認められ、タックル中心の展開となるフリースタイルと比べて投げ技が多い。レスリングの起源とされ、五輪は1896年の第1回アテネ大会から実施し、世界選手権は1904年のウィーン大会から始まった。現在は55キロ級から130キロ級の10階級に分かれ、五輪では6階級が行われる。

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精選版 日本国語大辞典 「グレコローマンスタイル」の意味・読み・例文・類語

グレコローマン‐スタイル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] Greco-Roman style ) レスリングの試合方法の一つ相手の腰から下に手をかけたり、足をからませたりしないで上半身だけで闘う。グレコローマン。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレコローマンスタイル」の意味・わかりやすい解説

グレコローマンスタイル
Greco-Roman style

アマチュアレスリング競技形式の一種。競技者は腰から下の攻防を禁じられており,上半身の攻防のみで戦う。ヨーロッパで発生したのでヨーロッパ型レスリングとも呼ぶ。古代ギリシア時代から行なわれていた型が受け継がれたもので,古典型レスリングともいう。立技 (たちわざ) に背負い投げ,胸投げなどがあり,寝技も用いる。相手のユニフォームベルトをつかむことは禁じられている。男子のみの種目で,女子種目はフリースタイルのみ。

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