デジタル大辞泉 「グレーゾーン事態」の意味・読み・例文・類語 グレーゾーン‐じたい【グレーゾーン事態】 平時と有事の中間にある状態。武力攻撃を受けるまでには至っていないが、国家の主権が侵害されている状態。領海に侵入した外国の潜水艦が退去要請に応じず航行を続ける場合や、漁民を装った武装集団が離島へ上陸した場合などがこれにあたる。準有事。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
共同通信ニュース用語解説 「グレーゾーン事態」の解説 グレーゾーン事態 他国からの組織的・計画的な武力攻撃には至らないものの、主権侵害の可能性がある事態。有事でも平時でもないため「グレーゾーン」と呼ばれる。漁民に扮ふんした中国の海上民兵による離島占拠などを想定する。政府は2015年、警察や海上保安庁が対応できない場合、自衛隊に治安出動や海上警備行動を迅速に発令できるよう、電話閣議の導入を決めた。沖縄県・尖閣諸島を巡っては、武装した海上民兵による上陸で、海保が対処できない事態が懸念されている。更新日:2021年12月26日 出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報 Sponserd by