グレートオーストラリア湾(読み)グレートオーストラリアわん(その他表記)Great Australian Bight

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

グレートオーストラリア湾
グレートオーストラリアわん
Great Australian Bight

オーストラリア南岸の広い湾。広義にはウェスタンオーストラリア州ウェスト岬 (オールバニ付近) からタスマニア島南西端ヘ広がると定義されることもあるが,通常はウェスタンオーストラリア州のペーズリー岬 (エスペランスの東 160km) からエア半島南端までの範囲をさす。東西 1150km,南北 350km。深さ 200mの大陸棚が広がる。海岸線大半はナラボー平原南端の急崖 (高さ 75~90m) が続く。

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日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

グレート・オーストラリア湾
ぐれーとおーすとらりあわん
Great Australian Bight

オーストラリア大陸南岸、東経123度30分から135度30分(エア半島南端)に至る海域。1627年オランダ人ヌイツが航海し、1802年フリンダーズが調査して命名した。湾内のヌイツ諸島Nuyts Archipelagoは、『ガリバー旅行記』中の小人国位置モデルとされる。

[谷内 達]

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百科事典マイペディア の解説

グレート・オーストラリア湾【グレートオーストラリアわん】

オーストラリア大陸南西岸の幅広い湾。東西966km。大部分は水深200m以内の大陸棚に当たり,インド洋一部をなす。沿岸良港はない。

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