グローマーチャレンジャー号(読み)グローマーチャレンジャーごう(その他表記)Glomar Challenger

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

グローマーチャレンジャー号
グローマーチャレンジャーごう
Glomar Challenger

1968年から 83年にかけて,深海掘削計画 (DSDP,IPOD) の専用船として用いられた深海掘削船。この期間に総延長 33万 kmの掘削を行い,回収した岩石堆積物のコア試料は 10万mに達する。この掘削試料の解析から大洋底が拡大していることが検証され,プレートテクトニクス考え方確立に大きな貢献をした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android