グンナルスソン(その他表記)Gunnar Gunnarsson

改訂新版 世界大百科事典 「グンナルスソン」の意味・わかりやすい解説

グンナルスソン
Gunnar Gunnarsson
生没年:1889-1975

アイスランド作家。20世紀初頭よりデンマークに住み(1906-39),自然主義小説をデンマーク語で書き始め,《ボルグ一族のサガ》(1912-14)でデビューする。モティーフは主として祖国のサガや歴史から取り,《アウトロー》(1916),《義兄弟》(1918),《幸せなるかな心の貧しき者》(1920),《ヨーン・アラソン司教》(1930),《白きキリスト》(1934)など,一連歴史小説と,《山の上の教会》(1924-30)などの自伝もある。帰国後,母国語執筆活動を続けた。
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関連語 令子 岡田

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グンナルスソン」の意味・わかりやすい解説

グンナルスソン
Gunnarsson, Gunnar

[生]1889.5.18. フリョツダルール
[没]1975.11.21. レイキャビーク
アイスランドの小説家。初めデンマーク語による作家を志し,1939年までデンマークにとどまった。自伝的作品や歴史物が多く,『ボルグ家の歴史から』 Borgslægtens Historie (1912~14) ,『心の貧しき者は幸いなり』 Salige er de enfoldige (20) が有名。帰国後,母国語で執筆を続けた。

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