デジタル大辞泉
「ケフィア」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報
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ケフィア
けふぃあ
kefir
発酵乳の一種。語源はトルコ語のkef(安らかという意)で、カフカス(コーカサス)地方が原産の発酵乳であるが、現在は旧ソ連全域、北欧でもつくられる。乳糖を発酵する酵母と乳酸菌を含むケフィア粒を乳汁に加えると、わずかなアルコールと炭酸ガス、乳酸を生じ、特有の香味を出す。羊乳、山羊(やぎ)乳、牛乳などからつくり、類似のものに東欧のウルダurda、チリのスクータskutaなどがある。ユーラシア大陸内部で馬乳からつくるクミスkumisはアルコール分がもっとも強く、2~3%に達する。
[新沼杏二]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のケフィアの言及
【発酵乳】より
…
[アルコール発酵乳]
乳酸菌と乳糖発酵性酵母を用いて作られる発酵乳で,日本では製造されていない。次のような種類がある(1)ケフィア(ケフィール) カフカス地方で牛乳,やぎ乳,羊乳を原料として作られてきたが,最近は,牛乳や脱脂乳が用いられる。ケフィア粒と称する乳酸菌と酵母の菌体の塊を牛乳に加え,約15℃で1~3日間発酵させると,乳酸とアルコールを含み,わずかに泡立つ爽快な風味をもつ製品となる。…
※「ケフィア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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