ケルパーシャフト(その他表記)Körperschaft

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケルパーシャフト」の意味・わかりやすい解説

ケルパーシャフト
Körperschaft

社団一定の目的のために結合した集団で,個々成員をこえ,成員とは独立の存在となっているもの。ゲノッセンシャフトと対比的に用いられる概念団体と成員はおのおの独立の存在で,団体の目的以外の領域で成員が団体に拘束されることはなく,団体の意思多数決で決められる。西ヨーロッパでは,中世後期から都市ギルドツンフト,さらにまた都市共同体をはじめ多くの団体が,ゲノッセンシャフトからケルパーシャフトに性格を変えていったとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む