改訂新版 世界大百科事典 「ケーグラー」の意味・わかりやすい解説
ケーグラー
Ignaze Koegler
生没年:1680-1746
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…彼は《霊台儀象志》を書き,これらの器械の説明を行った。18世紀半ばの乾隆帝の時代にはI.ケーグラー(戴進賢)は3000個以上の恒星の位置を測定し,《儀象考成》に収録した。しかしイエズス会士は専門の天文学者でもなく,また乾隆帝以降のキリスト教弾圧でイエズス会士の渡来も極度に制限され,やがてヨーロッパ天文学の輸入もとだえるようになった。…
…清朝の康熙帝の末年に少しく新資料を加え,中国人学者が中心になって《崇禎暦書》の再編が行われ,《暦象考成》上・下編ができた。さらに後にドイツ人宣教師ケーグラー(漢名,戴進賢)がケプラーの楕円運動論により太陽,月の運動を論じた《暦象考成後編》を完成した。これらはいずれも江戸時代の天文学者麻田剛立らによって研究され,〈寛政暦〉の基礎となった。…
※「ケーグラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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