普及版 字通 「ゲン・こしき」の読み・字形・画数・意味
21画
[字訓] こしき
[説文解字]
[甲骨文]
[金文]
[字形] 形声
声符は(げん)。はの初文。金文のの銘にの字を用いる。〔説文〕十二下に「(そう)なり」とあり、蒸し器をいう。上下に分かれ、下部は鬲(れき)、その上部に(せん)(穴)があり、上部の黍稷(しよしよく)を盛(い)れた器に蒸気を送る。上下を一体とする器もある。金文の器銘には獻(献)に作るものが多く、は後起の字である。
[訓義]
1. こしき。
2. 字はまた・獻に作る。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 コシキ・ソコナキコシキ
[熟語]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報