日本大百科全書(ニッポニカ) 「コイケマ」の意味・わかりやすい解説 コイケマこいけま / 小生馬[学] Cynanchum wilfordii (Maxim.) Hook.f. ガガイモ科(APG分類:キョウチクトウ科)の多年生つる草。イケマに似るが、花序の柄は葉柄と同長または短い。花は淡黄緑色。花冠は深く5裂し、裂片の縁(へり)は内曲して反り返らない。丘陵帯から山地帯の林縁に生え、岩手県以南の本州、四国、九州および朝鮮半島、中国に分布。[高橋秀男 2021年6月21日][参照項目] | イケマ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のコイケマの言及 【イケマ】より …また若苗や根を水でさらして食用としたこともあるというが,有毒なアルカロイドを含む。 コイケマC.wilfordii (Maxim.) Hemsl.はイケマに似ているが,花序の柄が葉柄よりも長くはなく,花が淡黄緑色で花冠はイケマよりも小さい。関東以西から九州に生育し,朝鮮,中国に分布する。… ※「コイケマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by