こけらずし

精選版 日本国語大辞典 「こけらずし」の意味・読み・例文・類語

こけら‐ずし【鮨】

  1. 〘 名詞 〙 すし一種。薄く切った魚肉や貝肉、たまご焼き、しいたけなどを、こけらぶきのように、飯の上にのせ、押しずしにして四角に切ったもの。魚の腹などに飯をつめた、丸ずしに対していう。こけら。《 季語・夏 》 〔料理物語(1643)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「こけらずし」の解説

こけらずし

三重県、東紀州地域に伝わる郷土料理酢飯ニンジン、シイタケ、サンマの酢漬卵焼きなどの具を重ね、山イチゴの葉で挟んでつくる押し寿司。彩り豊かで、主に祝いの席の料理としてつくられる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android