コスラエ島(読み)コスラエトウ

デジタル大辞泉 「コスラエ島」の意味・読み・例文・類語

コスラエ‐とう〔‐タウ〕【コスラエ島】

Kosrae太平洋西部、カロリン諸島最東端の島。ミクロネシア連邦に属する。火山島で、最高峰は標高634メートルのフィンコル山。中央部に熱帯雨林、南西部にはマングローブ林が広がるほかレラ遺跡メンケ遺跡などがある。旧称クサイ島またはクサイエ島コシャエ島

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コスラエ島」の意味・わかりやすい解説

コスラエ島
こすらえとう
Kosrae Island

太平洋西部、ミクロネシア中部、カロリン諸島の最東端にある火山島。太平洋でもっとも美しい島の一つといわれる。面積109平方キロメートル、人口7354(1994)。最高峰はクローツェルCrozer山(現地名フィンコルFinkol)で、標高634メートル。なお、島名は、ウアランUalan島が旧名で、クサイエKusaie島、ストロングStrong島ともいわれたが、いまはコスラエが正式名称となり、ミクロネシア連邦の一行政区コスラエ地区の主島である。1804年クローツェルが到達。東岸のレレLeleはアメリカ太平洋捕鯨の基地であった。その近くには古代の石造城壁の跡がある。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コスラエ島」の意味・わかりやすい解説

コスラエ島
コスラエとう
Kosrae Island

旧称クサイエ Kusaie島。西太平洋,カロリン諸島東端の火山島。ミクロネシア連邦に属する。肥沃な土地と港に恵まれ,熱帯作物木材を産する。風光にすぐれ,古い遺跡がある。面積 1.1km2。人口 7200 (1990推計) 。

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