コメの生産調整

共同通信ニュース用語解説 「コメの生産調整」の解説

コメの生産調整(減反)

主食用米の作り過ぎで価格が下落しないよう、国が主導して供給量を調整する政策。1971年から本格的に始まった。農林水産省が毎年11月末ごろ翌年産の生産数量目標を決め、都道府県ごとに配分市町村農業団体協議でさらに細分化して生産者に示してきた。農家創意工夫を妨げていると判断され、国は2018年産から目標策定、配分をやめて全国の需給見通しの提示にとどめる。ただJAグループなどは各地で生産数量の目安を示すよう取り組んできた。

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コメの生産調整(減反)

農家が主食用米を作りすぎて価格が下がらないように、農林水産省が生産目標を示して供給量を調整することを指す。1970年に始まった。農水省が毎年11月ごろに翌年の目標を決めて都道府県ごとに割り当て、市町村や農業団体が協議して各農家に示す。2018年産からは国による生産調整は廃止され、目標の割り当てもなくなり、生産者や産地の自主的な取り組みに移行する。

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