デジタル大辞泉 「コモンアジェンダ」の意味・読み・例文・類語 コモン‐アジェンダ(Common Agenda) 平成5年(1993)7月の日米首脳会談で合意された地球環境保全、人口問題、エイズ対策など、地球的規模の問題に日米両国が協力して支援を行うための計画。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「コモンアジェンダ」の意味・わかりやすい解説 コモン・アジェンダこもんあじぇんだcommon agenda 1993年(平成5)の日米包括経済協議で提案された、地球的規模の課題に対する日米間での政府、民間の協力を進めるための枠組み。「地球的展望に立った協力のための共通課題」とよばれている。環境問題や途上国の女性支援、エイズ問題など、20の分野で作業部会が開かれていたが、1996年4月、日米首脳会談で、自然災害対策、テロリズム対策、市民社会に向けての民主化支援など、6分野が追加された。また、1997年5月に開かれた次官級会議では「世界の子供たちへの環境教育の推進」などの共同声明が発表された。[編集部] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例