最新 地学事典 「コロフェン」の解説
コロフェン
collophane
りん灰石の変種。コロファナイトとも。塊状,潜晶質の炭酸塩-水酸りん灰石,炭酸塩-フッ素りん灰石の通称。層状~同心円状,結核,団塊等,オパール様の見かけを呈するものがあるが,化学的・X線的に同定可能。断口貝殻状,硬度2~5,比重2.6~2.9。無色~白色。屈折率n1.57~1.63と,本来のりん灰石の物理性と異なる点もある。層状構造をなすときは直消光。伸長性は通常負。団塊。化石骨またはグアノに覆われたサンゴ石灰岩中に産出。名称はcolloidとギリシア語のphanes(類似)に由来。
執筆者:坂巻 幸雄・中井 泉
参照項目:燐灰石
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

