コンスタンチヌス10世(読み)コンスタンチヌスじっせい(その他表記)Constantinus X Ducas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンスタンチヌス10世」の意味・わかりやすい解説

コンスタンチヌス10世
コンスタンチヌスじっせい
Constantinus X Ducas

[生]?
[没]1067.5.
ビザンチン皇帝 (在位 1059~67) 。イサキウス1世の退位後,文人政治家 M.プセロス庇護により登位都市貴族一員として反軍国主義を唱え,軍備を怠った。そのためバルカン半島ではマジャール人,ウツェン族に,小アジアではセルジューク・トルコ侵入を許し,帝国に危機を招いた。

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