コンパイラー

デジタル大辞泉 「コンパイラー」の意味・読み・例文・類語

コンパイラー(compiler)

編集者の意》コンピューターで、人間が理解しやすい言語数式で記述されたプログラムを、コンピューターが直接解読して実行できる機械語に変換する翻訳プログラム。

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百科事典マイペディア 「コンパイラー」の意味・わかりやすい解説

コンパイラー

人間に理解しやすいプログラム言語高水準言語)を使って書かれたプログラムを,コンピューターが直接実行できる形式やコンピューター上の仮想機械によって実行される中間言語などに翻訳処理をするソフトウェアのこと。翻訳系ともよばれる。また,その翻訳処理をコンパイルという。プログラムを,そのつど解釈・実行するインタープリターと比較すると,コンパイルされたプログラムのほうが一般的に高速である。コンパイラー方式で代表的な言語はC,C++,中間言語方式ではJavaSmalltalkがある。
→関連項目ALGOL高水準言語COBOL

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IT用語がわかる辞典 「コンパイラー」の解説

コンパイラー【compiler】

プログラミング言語で記述されたソースコードを、コンピューターが直接実行できる機械語オブジェクトコードに変換する(コンパイルする)翻訳プログラム。◇コンピューターの分野では「コンパイラ」ということが多い。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「コンパイラー」の解説

コンパイラー

CやJavaなどの高級言語によるプログラミングで、ソースコードをオブジェクトコードに変換するソフトウェア。高級言語で記述したソースコードは、人間の言葉に近い文法で記述されており、そのままではコンピューターは理解できない。そこで、コンパイラーを使って、機械語のオブジェクトコードに変換する。コンパイラーで変換することをコンパイルという。

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世界大百科事典(旧版)内のコンパイラーの言及

【言語処理系】より

…今日では,さまざまなタイプのプログラミング言語とコンピューターに対し,効率のよい言語処理系が用意されている。 プログラムから機械語への翻訳処理を行う言語処理系をコンパイラー,プログラムを直接に解釈実行する言語処理系をインタプリターという。特定のコンピューターの機械語とは無関係に,中間言語と呼ばれる仮想的な命令言語を設計し,コンパイラーが中間言語に翻訳し,インタプリターが中間言語を直接に解釈実行する中間言語方式も広く行われている。…

※「コンパイラー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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