ゴスロリ(読み)ごすろり

デジタル大辞泉 「ゴスロリ」の意味・読み・例文・類語

ゴス‐ロリ

《「ゴシックアンドロリータ」の略。和製語》黒や真紅などを基調とするゴシック風のデザインに、レースやフリルなどのかわいらしい装飾を組み合わせた若い女性向けの服。ゴシックロリータ。→ロリータファッション
[補説]「ゴシック」は幻想的・怪奇的な傾向のこと、「ロリータ」はナボコフの小説から。1990年代後半からの流行という。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゴスロリ」の意味・わかりやすい解説

ゴスロリ
ごすろり

ゴシック・アンド・ロリータGothic and Lolitaを略したファッション用語。日本で生まれたファッションで、鳥籠(とりかご)のように膨らんだスカートにフリルやレースを幾重にもあしらった、少女趣味的なロリータファッションにゴシックファッション(イギリスで18世紀後半から19世紀初めにかけて流行したゴシック小説の登場人物のイメージや世界観を表現するファッション)の要素を加えたものである。色は全体的に黒で統一し、白や赤などを差し色として加えることがあるが、ロリータの基本であるパステルカラーは使わない。薔薇(ばら)や十字架などのモチーフを、洋服の柄やアクセサリーなどで用いる。

 1980年代に登場したロリータファッションは、1990年代以降、イギリスのストリートファッションや日本の人気キャラクターの影響を受け、日本独特のファッションとして成熟していった。ゴスロリはそのような流れから誕生した様式の一つといえ、アニメや漫画、映画の登場人物の服装として数多く取り上げられたため、海外へも日本風ファッションとして広がった。「ジャパニーズロリータ」と称されることもあり、日本固有のファッションスタイルとして海外からも注目されている。経済産業省が2010年(平成22)から経済再生の切り札としている、クールジャパン戦略の産業分野の事業の一つに位置づけられている。

[編集部]

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