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ご当地検定

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ご当地検定

「京都・観光文化検定試験」(2004年開始)がブーム火付け役で、全国に広がったが、近年は受検者の減少などで終了や休止する検定が増えた。 NPO法人「全国検定振興機構」によると、09年に135あったが、13年に77まで減少。阪神間では「いたみ学検定」が10年の第5回で、「芦屋検定」は10年の第3回で終了した。西宮市は08年に「西宮検定」を実験的に実施したが、費用対効果などの面で取りやめた。川西市は13年から毎年、広報誌2月号に「川西学検定」の問題を折り込み、解答者に抽選で記念品を贈っている。猪名川町ではNPO法人が「猪名川町検定」を実施している。

(2017-01-21 朝日新聞 朝刊 阪神・1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ご当地検定
ごとうちけんてい

地域の歴史や文化、その土地の有名な産物などに関する知識の理解度を判定する検定試験。各地の自治体商工会議所、観光協会などが、地域の魅力を再発見する機会をつくるとともに、観光や産業の振興の一環として実施しており、ある地域のことに精通した人や検定愛好者が全国から訪れて受検している。人気の高い検定では、習得度に応じた上級段階を設けている場合もあり、ご当地検定攻略本が出版されたり、観光しながら歴史を学ぶ検定バスツアーが行われたりするケースもある。運営組織側としては地域を活性化する産業振興や人材開発につなげたいという意識はあるものの、専門的な技能として生かせるような資格制度とはなっていない。しかし、一部の地域では、運営母体の観光協会などが合格者の加入できるNPO団体を設け、ボランティアガイドとして活動する場を提供しているケースがみられる。また、東京観光財団と東京商工会議所が共催・実施している東京シティガイド検定の場合、検定合格が東京観光タクシードライバー認定資格の基準の一つとなっていることから、これまでの合格者の約7割がタクシー業に携わる人で占められている。
 2003年(平成15)9月に特定非営利法人の日本文化普及交流機構が実施した博多(はかた)っ子検定が先駆けとなり、同年11月に東京シティガイド検定、2004年に京都商工会議所主催の京都・観光文化検定試験が開始されると、全国的なブームとなった。2010年ごろには100を超えるご当地検定が実施されていたが、2014年時点では京都・観光文化検定のように毎年7000人を超える受検者を集めている検定がある一方で、博多っ子検定をはじめ最盛期の半数近くのご当地検定が廃止という状況にある。[編集部]

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