さて置き(読み)さておき

精選版 日本国語大辞典 「さて置き」の意味・読み・例文・類語

さて 置(お)

  1. 一つ事態目下関心の外に置くこと。→さて置く
  2. ( 名詞的に用いる ) ある事を当面問題外とすること。
    1. [初出の実例]「しゃれは扨(サテ)おきとして商どん名所見物のはなしはどうだ」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文一一)
  3. ( 接続詞的に用いる ) 話題を転換するのに用いる。それはともかくとして。それはそれとして。それはさておき。
    1. [初出の実例]「休題(サテオキ)南町の桐楊塾は〈略〉更に憚る処がないから」(出典:婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む