さび止め(読み)さびどめ

百科事典マイペディア 「さび止め」の意味・わかりやすい解説

さび(錆/銹)止め【さびどめ】

さび進行を抑制すること。湿気を少なくするなど使用環境の改善,金属空気との直接接触を断つことなどが行われる。最も広く利用されるのは空気を遮断(しゃだん)するため表面被膜を作ることで,被膜にはめっきその他の金属被膜,アルマイトなどの酸化被膜,ホウロウ(琺瑯塗装などがある。輸送・保管中のさび止めには各種防錆(ぼうせい)包装が行われる。→さび(錆/銹)止め塗料さび(錆/銹)止め油
→関連項目腐食

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 塗料

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android