サフランボル市街(読み)サフランボルしがい

世界遺産詳解 「サフランボル市街」の解説

サフランボルしがい【サフランボル市街】

1994年に登録された世界遺産(文化遺産)。サフランボルはトルコ北部のカラビュック県にある山間の小さな町。古代ローマの遺構も残っているが、栄えたのはオスマン・トルコ時代の14~17世紀で、シルクロードの中継地であった。また香辛料となるサフラン産地であったことからサフランボルと呼ばれるようになった。市街にはオスマン・トルコ様式の家屋が残されており、古い町並みを今も見ることができる。石壁の素朴な木造建築は質素だが美しい。また古い博物館、モスクキャラバンサライ隊商宿)、浴場噴水なども保存されている。18世紀の木造3階建てなど重要な建築物が保存されているほか、オスマン・トルコ時代の生活を知ることができる文化的価値などが評価され、世界遺産に登録された。◇英名はCity of Safranbolu

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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