デジタル大辞泉 「サムトプラカン」の意味・読み・例文・類語 サムト‐プラカン(Samut Prakan) タイ中部の都市。サムトプラカン県の県都。首都バンコクの南約20キロメートル、チャオプラヤー川の河口に位置し、沼沢地が広がる。1970年代より、バンプー工業団地をはじめ、工業地帯として発展。河口部ではエビの養殖が盛ん。サムットプラカーン。パクナム(河口の意)と呼ばれることもある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サムトプラカン」の意味・わかりやすい解説 サムトプラカンさむとぷらかんSamut Prakan タイ中部、サムトプラカン県の県都。別名パクナムPaknam。バンコクの南南東20キロメートル、チャオプラヤー川河口左岸に位置する。人口37万8741、同名の県の人口は102万8401(2000)。バンコクとの交通は絶え間なく郊外地の様相を示す。県の海岸部では漁業、製塩が行われる。内陸の沼沢地は19世紀後半以降、縦横に走る水路が建設され稲作地に発展した。さらに1960年以降、チャオプラヤー川沿いに多くの工場が建設され、タイの中心的工業地帯となった。[友杉 孝] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例