サンジョアンデルレイ(その他表記)São João del Rei

デジタル大辞泉 「サンジョアンデルレイ」の意味・読み・例文・類語

サンジョアン‐デル‐レイ(Sãn João del Rei)

ブラジル南東部、ミナスジェライス州都市。18世紀に金の産出発展。18世紀の建築家兼彫刻家アレイジャディーニョが手掛けたサンフランシスコ教会をはじめ、植民地時代の建造物が数多く残っている。サンジョアン‐デル‐ヘイ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンジョアンデルレイ」の意味・わかりやすい解説

サンジョアンデルレイ
São João del Rei

ブラジル南東部内陸,ミナスジェライス州南部の都市。州都ベロオリゾンテの南約 150kmにあり,グランデ川支流モルテス川にのぞむ。標高約 860m。農牧地帯の中心地として農畜産物の集散,加工をするほか,周辺にタンタル石,スズ石,モナズ石などの鉱床があり,鉱業が重要な産業となっている。 17世紀末に建設された古い町で,ブラジルの著名な彫刻家 A.リスボアの彫刻に飾られた 18世紀の聖堂や,モルテス川にかかる古い橋が残っている。州都と鉄道道路で結ばれる。人口7万 2741 (1991推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のサンジョアンデルレイの言及

【ミナス・ジェライス[州]】より

オウロ・プレトがおもな産金地帯として,政治・商業・文化の中心地となった。同市をはじめ,サン・ジョアン・デル・レイ,サバラなどにバロック様式の華麗な教会が競って建立され,今日ブラジル有数の史跡,観光地となっている。【山田 睦男】。…

※「サンジョアンデルレイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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