ざんと

普及版 字通 「ざんと」の読み・字形・画数・意味

】ざんと

すばしこい。唐・王維〔戯れに張五弟に贈る、三首、三〕詩 (あみ)を設けてを守り を垂れて游を伺ふ 此れは是れ口腹を安んずるのみ 隱淪(いんりん)(隠逸)をふに關するに非ず

字通」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 決議 項目

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ざんと」の意味・わかりやすい解説

ザント
Sand, Karl Ludwig

[生]1795.10.5. ブンジーデル
[没]1820.5.20. マンハイム
ドイツ,イェナ大学生。当時ドイツの大学を風靡していた自由主義的風潮を著名な劇作家で文芸評論家の A.コッツェブが嘲罵したので,ザントは彼を専制ロシアのスパイでありドイツ民衆の自由の敵とみなし,1819年3月 23日マンハイムで刺殺した。ザントは翌年処刑されたが世論同情を集め政府を狼狽させた。しかしメッテルニヒはこの機をとらえて,19年カルルスバートの決議 (学問の自由の制限などをその主旨とする) を成立させ,全ドイツの自由主義運動を公然と弾圧しはじめるきっかけとした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android