日本大百科全書(ニッポニカ) 「シェンケンドルフ」の意味・わかりやすい解説 シェンケンドルフしぇんけんどるふMax von Schenkendorf(1783―1817) ドイツの詩人。東プロイセンのティルジットに生まれる。ケーニヒスベルク大学に学び、生地で司法官試補。1807年アルニムやフィヒテらと雑誌『ウェスタ』、08年には『シュトゥーディエン』を発刊。決闘によって片腕をなくしていたが「解放戦争」に参加。戦後はコブレンツの事務官。軍隊と民衆に愛唱された愛国的な詩『母国語』『自由』などを書いた。[冨田 弘] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェンケンドルフ」の意味・わかりやすい解説 シェンケンドルフSchenkendorf, Max von [生]1783.12.11. ティルジット[没]1817.12.11. コブレンツドイツの詩人。初め法律を学び,プロシアの参事官となったが,ナポレオン戦争に参加するうち歌曲をつくるようになった。ロマン主義の影響を受けて,ドイツ帝国に対する熱狂的な忠誠を歌った愛国詩が多い。『詩集』 Gedichte (1815) などがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by