しぎん

普及版 字通 「しぎん」の読み・字形・画数・意味

【歯】しぎん

歯ぐき。〔旧唐書、方技、張果伝〕左右に命じて、鐵如を取り齒をち墮(おと)さしめ、帶にす。乃ち懷中より仙のを出だす。紅なり。墮齒(だし)のに傅(つ)く。復(ま)た寐(い)ぬること良(やや)久しくして、齒皆出づ。粲然として白なり。玄宗方(はじ)めて之れを信ず。

字通「歯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「しぎん」の意味・わかりやすい解説

シギン
Sigyn

北欧神話女神。悪神ロキの忠実な妻。ロキの悪行に激怒した神々により,ロキが捕えられ岩窟の中に禁縛されたとき,頭上には1匹の毒ヘビがつるされ,その口から出る毒液顔面にしたたり落ちるようにされた。シギンは世界の終わりのときまで夫の側に立ち,器をロキの顔の上に差し伸べて毒液を受けている。しかし器がいっぱいになると中味を捨てに行くので,この間だけはロキの顔面に毒液がかかり,ロキは苦しみもだえて大地をゆすり,それによって地震が起こるという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android