シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム(読み)シクロヘキシルスルファミンサンナトリウム(その他表記)cyclohexylsulfamic acid sodium salt

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 の解説

シクロヘキシルスルファミンさん‐ナトリウム【シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Natriumcyclohexylsulfamate ) 人工甘味料一つ。白色結晶。甘味が庶糖によく似ており、サッカリンのような苦みもないため、一九四四年の発見以来広く用いられたが、染色体に異常を生じるなどの毒性問題になり、一九六八年使用禁止。チクロ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム
シクロヘキシルスルファミンさんナトリウム
cyclohexylsulfamic acid sodium salt

C6H12NO3SNa 。シクラミン酸ナトリウム (サイクラミン酸ナトリウム) ,チクロとも呼ばれる。シクロヘキシルアミンから合成される甘味結晶。ショ糖の 30倍の甘味をもち,100ppm の濃度水溶液でも甘味を検知できる。カロリーのない人工甘味料として用いられたが,発癌危険性が指摘されて 1969年使用が禁止された。

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世界大百科事典(旧版)内のシクロヘキシルスルファミン酸ナトリウムの言及

【チクロ】より

シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウムsodium cyclohexylsulfamateあるいはサイクラミン酸ナトリウムsodium cyclamateとも呼ばれる。合成甘味料の一種で,ショ糖の約30倍の甘みをもつ。…

※「シクロヘキシルスルファミン酸ナトリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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