普及版 字通 「シツ・しかる」の読み・字形・画数・意味
常用漢字 5画
[字訓] しかる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は七(しち)。〔説文〕二上に「訶(か)するなり」とあり、りつけることをいう。咤(しつた)はいずれもその声気をうつす擬声語。制止し、また舌うちして罵る声をいう。
[訓義]
1. しかる、しかりつける、その声。
2. ののしる、せめる。
3. 舌うちする音。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イサム・イサフ・クヒ・ハゲム・サケブ・サイナム 〔字鏡集〕 イサフ・サケブ・クヒハケム・アナツル・トトノフ・ヒシクヘ・サイナム
[熟語]
呵▶・怪▶・嚇▶・喝▶・気▶・吸▶・狗▶・呼▶・嗟▶・▶・辱▶・正▶・斥▶・責▶・咤▶・▶・犢▶・咄▶・罵▶・詈▶
[下接語]
呵・訶・遽・駆・呼・虎・詬・徐・・咤・大・・廷・怒・咄・諷・憤
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報