普及版 字通 の解説
7画
[字訓] といし・みがく・いたす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(てい)。は氏(曲刀)や厥(けつ)(剞(きけつ)、彫刻刀)などを砥石にあてて(と)ぐ形。〔説文〕九下に「柔石なり」とあり、砥石をいう。厂(かん)は崖下のところ。そこで石を切り出すのである。致と通用することがある。
[訓義]
1. といし、と、刃物をとぐ石。
2. みがく、とぐ、平らかにする。
3. 致と通じ、いたす、いたる、さだめる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 イタル・マツ・ヒトシウス 〔字鏡集〕 ヒトシウス・ヒラナリ・タヒラカナリ・イヅクンゾ・イタル・トトノフ・トドマル
[熟語]
告▶・止▶・信▶・慎▶・綏▶・石▶・席▶・績▶・定▶・寧▶・平▶・予▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報