化学辞典 第2版 「シトクロムオキシダーゼ」の解説
シトクロムオキシダーゼ
シトクロムオキシダーゼ
cytochrome oxidase
EC 1.9.3.1.還元型シトクロムcを酸素によって酸化する反応を触媒する酵素.
4還元型シトクロムc + O2 →
4酸化型シトクロムc + 2H2O
高等動物,高等植物,酵母中に存在し,呼吸における電子伝達の末端の反応で,直接酸素との反応を触媒する重要な酸素である.ウシ心筋のものは分子量2.4×105,2個のサブユニットよりなるシトクロムa,および4個のサブユニットよりなるシトクロム a3 で構成される.各サブユニットは1分子のヘムと銅を補欠分子族とする.シトクロム a3 は直接酸素と反応し,
Cu+ Cu2+
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報