シャノンの理論(読み)しゃのんのりろん

ASCII.jpデジタル用語辞典 「シャノンの理論」の解説

シャノンの理論

1948年に数学者シャノンによって提唱されたデータ圧縮の基礎理論の1つ。シャノンは、情報冗長性極限まで排除し、本質部分だけにした情報をエントロピーと呼び、情報圧縮限界を導く方程式を示した。ここでいう情報のエントロピーとは、もうこれ以上圧縮できないという情報量のことで、仮にこれを超えて圧縮を行なうと、元の状態に戻せなくなる。

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