20世紀西洋人名事典 「シュテファンアンドレス」の解説
シュテファン アンドレス
Stefan Andres
1906.6.26 - 1970.6.29
ドイツのカトリック作家。
ドレンヒェン生まれ。
司祭を志し修道院学校で学ぶが中退し、ケルン大学などで神学、ドイツ文学などを学ぶ。1932年小説「ルツィファー兄弟」で文学賞を受賞し、「エル・グレコ大審問官を描く」(’36年)や「楽園に死す」(’42年)で名声を得る。豊かな構想力や的確な状況把握、大胆な神学的解釈を特徴とする庶民的な作家である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報